プラズマ美容はクリニックやエステで、レーザーの変わる新しい施術と人気です。
ホームケアできる家庭用のプラズマ美顔器も増えてきました。
でもプラズマが放出されるときに発生するオゾンのことが気になる・・・という心配もあります。
オゾンホールというイメージがあるし・・・。
家庭用のプラズマ美顔器で発生する、オゾンは危険なのか調べてみました。
結論を先に言うと、濃度によって肌や体への影響は違ってきます。
0.1ppm以下であれば危険性の心配はしなくて良いレベル。
本当に危険だったらオゾン発生器は販売されませんよね。
プラズマには殺菌の作用があると言われてます。
殺菌作用を発揮するのはプラズマに含まれてるオゾン。
だから少しは含まれてないと意味ないですよね。
オゾンは危険?有害?
もともとオゾンは地球上に当たり前に存在している物質。
脱臭や殺菌のメリットがあります。
知らず知らずのうちに誰もが、毎日の生活の中で0.01~0.05ppmのオゾンと接してます。
体や心に良いと言われる森林浴も。多いところでは0.1ppmのオゾンを発生してるそうですよ。
だからオゾン発生装置が販売されてるんですね。
オゾンは漂白剤のような独特の臭いが特徴。
危険なのは高濃度のオゾンを長時間吸ってしまうこと。
危険な反応が起きたときの症状は、頭痛、せき、眠気、胸の圧迫感など。
肌に関しては美肌菌を消滅させ悪玉の菌が増殖しトラブルに。
私が小学生のころの話ですが、ニキビがよくできる母が使ってたのがオゾン美顔器だったようです。
美顔器の先にはスプーンのようなガラス管がついてて、その管の中に青い光が発生。
肌にあてるとパチパチという音がしていました。
私も試してみたことがありますが、痛かったのでオゾン量は多かったのではないかと思います。
当時は今と違って、オゾン量の基準が設けられてなかったのでしょう。
その美顔器を使って危険やトラブル的なことはありませんでした。
プラズマ美顔器はオゾンが発生しないものがいい?
美顔器などで発生するオゾンの生成の元は、実は酸素。だから放出後は元の酸素に戻ると言われます。
空気中にずっとオゾンのまま残るってことはないわけです。
業務用のプラズマ美顔器の中には、「オゾンを発生させない」と宣伝してる商品があります。
もちろん低濃度の方が危険性も低下。だからといってオゾンがゼロなら殺菌作用も低下するってこと。
ということはオゾンは適度な濃度で含まれてるのが理想。
国が定めているオゾンの許容濃度は、0.1ppmまでという値。この値は世界的に確立されています。
プラズマ美顔器のオゾン濃度は0.1ppm以下に設定されてないと商品として販売できないでしょう。
許容濃度0.1ppmは労働環境での基準なので、美顔器など普段の生活で使用するなら0.04~0.06ppmが理想。
また、プラズマ美顔器の低濃度オゾンを肌に当てた場合に体内に取吸収される量はとても微量。
プラズマ美顔器のオゾン濃度を比較
いろんなメーカーから販売されている家庭用プラズマ美顔器が放出するオゾンの濃度を調べてみました。
わかりやすく表にしました。
家庭用プラズマ美顔器のオゾン濃度
美顔器名 | オゾン量 |
---|---|
トニーシュア | 0.004ppm |
プラズマクル | 0.005ppm以下 |
プラズマエアシャワーun | 0.02ppm |
コスビューティー RISE R1 | 0.024ppm~0.056ppm |
メディキューブ ダーマエアショット | 不明 |
ルルド フェイスメイクプラズマエステブラシ | 不明 |
リンカ クリアズム | 不明 |
プラズマボーテ | 不明 |
アレティ wrinklep | 不明 |
プラニック(PLINIC) | 不明 |
SAYSKINオーロラ・ミー | 不明 |
SAYSKINオーロラ・プラス | 不明 |
以上は、こちらで調べた家庭用プラズマ美顔器の使用で発生するオゾン量です。
不明なものは分かり次第追記していく予定です。
オゾン量が低すぎると殺菌作用も低下するんじゃないか、って気になります。
ほどほどの数値が理想ですね。
まとめ
美容の世界で注目されている最新のプラズマ。
家庭でいつでも使える美顔器にも搭載されています。
プラズマの放出で気になるオゾンですが、商品として販売されている美顔器から発生する濃度はごく微量。
危険と言われるような濃度ではありませんが、反応には個人差があるものです。
合わないなと思ったら、使用を中止しましょう。